会話のネタにならなくても

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「物語はどこにでもある」と、最近よく思う。

 

数ヶ月前、職場と家の往復しかしていないことに気付き、ツイッター「職場 家 往復」と検索したらたくさん出てきた。

 

単調な日々の繰り返し。むなしい。つまんない。だからって劇的な変化を求めているわけでもない。でも、なんかものたりない。そんなときにおすすめの方法があります。

 

今日のできごとをメモする

会話のネタになるような面白いことやニュース・ゴシップではなく、今日自分の周りで起こったこと、心が少しでも動いたできごと。わざわざ誰かに話す必要もなさそうな、自分の感受性だけが反応したできごと。

そういった、本当にささいなことをメモします。

書くものは、手帳、日記帳、紙切れ、スマホのメモなど手元にあるものでいいです。

すぐに忘れてしまうようなことでも、思い返しているうちに自分がどんなことに心が動くのか、傾向がわかってきます。

単調な生活のなかで無意識に感受性を抑えつづけていると、気付かぬうちに自己肯定感が下がっていくので、自己肯定感を高めるためにもおすすめです。

たとえば、 

朝、外に出るといつもと違う空気だった。

 

駅に向かう途中ですれちがう散歩してる犬が今日もいた。

 

ゴミ拾いをしてるおじいちゃんを見かけた。

 

誰にでも挨拶する近所の中学生がいた。

 

道端に不思議なモノが落ちていた。

 

いつも不愛想なパートのおばさんが笑っているところを初めて見た。

 

働いて、食べて寝て起きて、働いて、食べて寝て起きて、働いて。そんな繰り返しのなかでも、ささいなできごとはたくさんありますよね。

音楽を聴いたり、アニメを見たり、おもしろツイートを発掘したり、暇つぶしになるツールはいくらでもあるけど、もっと身近で密接な「今日のできごと」に目を向ける時間って大事だと思います。

 

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