生きるために眠り、眠るために生きる

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「死ぬまで眠りたい」

といったのは、高校時代の友人。わかる、わかる。一日中眠いもんね。

 

でも10代の私は、何に対してもうがった見方をしてたから「生きているうちは1秒も無駄にしたくない、すべてを見逃さない」、「眠るのすきとかいう奴、ぬるくてイヤ」って思っているふしがあった。それでもよく眠ってたけど。

 

今はもう、本当に、眠るために日中起きてるようなもんだ。できることなら10時間は眠りたい。水木しげるのように。

5時間弱の睡眠で迎えたあくる日なんて、頭ぼうっとしたままでちゃんと生きている気がしない。通勤電車で眠りこくってもスッキリしない、かといって起きていても思考が冴えない。人前であくびするみっともなさよ。

 

睡眠不足を自慢するような風潮は、ありがたいことに結構衰退したよね。職場にはまだいるけど。周りの話を聞いていると、睡眠時間は平均6時間くらいかな。それでも少ないよなぁ。

 

睡眠は、お金のかからない、自分を調整する最強の方法。起きているときには経験できない夢まで見られる。あまり悪夢ばかり見ると眠ることがしんどくなるだろうけど。

そんなことにならないためにも、自分でルールを決めてなるべく質の良い睡眠をとろう。

  • 朝は決まった時間に起きる
  • 休憩中に10分仮眠をとる
  • 夜遅くなったら夕食は食べない
  • 布団に入ったらスマホをいじらない
  • 寝る前の儀式(アロマをたく、音楽を聴く、マインドフルネス)

 

やっぱり快く生きるためには、眠りたいだけ眠るのが一番。それが、明日の自分のためになる。

 

人生をいじくり回してはいけない (ちくま文庫)

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